豆次郎 ★@\(^o^)/ 2017/01/31(火) 14:35:37.74

     がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さんは、病気を公表してブログを始められてから、より前向きに生きようとしておられるように見えます。1月29日に更新された、自身が退院したことを報告したブログでも、以下のように記しています。

    今回の入院は
    底まで行って、考え、
    弱気になりました。暗くなりました。
    ブログを書くことで
    奮い立っていました。
    「KOKORO.-小林麻央のオフィシャルブログ-」2017年1月29日

     と記しています。ブログを通じて「わたしは多くの人とつながっている。同じ病気を抱えている人にも役立っている」という気持ちになったことが、病気に立ち向かう力となっているのではないでしょうか。

    ■「病気でも社会とつながっている」という意識が大切

     私は、10年ほど前から患者会に積極的に参加し交流を持ってきた中で、自ら患者でありながら、会の世話をする人たちの多くが、明るく快活で、元気に満ちあふれていることに驚かされてきました。

     「病気をもっていても、こんなに元気な人がいる。元気の反対が病気ではない」と気づかされたのです。しかし、「なぜ、この人はこんなに元気なんだろう」と不思議に感じてきました。

     元気だから患者会の世話をできているのだろうか、あるいは世話をしているから元気になられたのだろうかなどと考えてきました。どうやら、そのどちらもが、イエスと言えそうです。

     本人も周囲の人も「患者は病気をもった弱い存在であり、周りの人が面倒をみてあげなくてはならない」「病人は周りに迷惑をかけるばかりだ」と考えているようでは、患者はしだいに生きる場所と意味を失ってしまいます。しかし、「病人であっても社会とつながっている。患者には患者としてできること、やるべきことがある」と考えられるようになれば、患者も生きる希望を見いだすことができるのです。

    病気を受容するまでに経る段階とは?

     ドイツの教育学者、エリカ・シューハルト氏はハノーファ大学の教授であり、連邦議会の議員としても活躍した方です。危機に遭遇した人の自伝や闘病記など2000冊以上を詳細に分析し、危機に直面した後にたどる“魂”の変化として、8段階のスパイラル(螺旋)モデルを提唱しました(『このくちづけを世界のすべてに ベートーヴェンの危機からの創造的飛躍 』(アカデミア・ミュージック)には、以下に記すような“魂の成長過程”が示されています。

    ■病気を“受容”するまでの8段階

     人生の危機に直面したとき、まずは第1期の「一体何が起きたのだろう」という状態に直面します。その後、第2期の「そうなのか、いやそんなはずはない」という理性と感情がぶつかり合う二律背反的な確信に移行し、第3期には「なぜ、この私が」という攻撃的な状態になります。それが、第4期に「もしそうなら、こうに違いない」という折衝となり、第5期は「何のために……すべては無意味か」といううつ状態に陥ります。それが、第6期になると「今ようやくわかった」という甘受に至るのです。

     この過程は、ドイツの精神科医であるエリザベス・キューブラー=ロス博士が著書『死ぬ瞬間―死とその過程について』の中で提唱した、終末期の患者が死を宣告されてから、受容に至るまでの5段階と類似するものです。

     ただ、シューハルト氏のモデルの新しさは、これ以降にあります。第7期の「これをやろう」という活動、そして第8期の「一緒に対処しよう」という連帯へとつながることで、魂が成長していくのです。シューハルト氏は、危機を乗り越え闘病記を書くまでに至った人を対象としたことにより、活動から連帯に至る過程を見つけることができたのでしょう。

     第6期の甘受(英語のacceptance)は、「わたしはここにいる。わたしにはできることがあり、それをやろうと思う。わたしを受け入れ、わたしはわたし個人の独自性とともに生きる」と考える時期であると解説されています。

     すでに、甘受の時期を経過し、活動や連帯の時期に至っているだろうと思われる患者さんに、このモデルについてお話ししたとき、「わたしは自分の病気を受け入れてなんかいない」と言われたことがあります。甘受や受容という日本語のニュアンスが、その方の心境には合わないのかもしれません。

     しかし、甘受は、単なるあきらめではなく、経過段階の?期から目的段階の?期(第7期、第8期)に至るための大きな転換点とされています。この転換点で、その人の問いは「なぜ(why)」から「どのように(how)」へと転換し、過去にばかり向いていた視線が、現在そして未来へと向けられるのです。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170131-00156026-toyo-soci



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